やはり俺の青春ラブコメは間違っている 5 感想

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。5 (ガガガ文庫)

　ついに読み終えた俺ガイル５巻（読み終わったのは４日ほど前ですが）。
　とりあえず――――。戸塚可愛い！　今回こそ出番は少しだけだったものの、短編形式の中唯一ラブコメらしいラブコメを展開させてるところですね。材木座さんちょっと邪魔です。あと表紙からもご退場ねがいま……げふんげふん。材木座さんの新作はよ！
　今回は雪ノ下雪乃をバックに置きながら展開していくストーリーだったかと思います。やはり一人一人からみた個人のイメージや向ける思いは違うわけで（当たり前だが）。八幡からみた雪乃、結衣からみた雪乃、平塚先生からみた雪乃、小町からみた雪乃、陽乃からみた雪乃。様々な思いが交錯していたと思います。バックですから今回はゆきのんほとんどでませんよ？
　まずは、川崎姉弟の進路相談。弟を想いの姉さんっぷりを爆発させてる沙希さん可愛い。八幡の小町想いよりもパワフルです。でも、兄妹といえばやっぱり比企谷兄妹も魅せてくれますね。川崎姉弟に対して二人は、変わっていく周りの環境と対比させながら変われずにはいられないであろう自分たちを映しだしてました。ぽんかん⑧神の描く八幡と小町の手をつなぐシーン。ノスタルジックな雰囲気を醸し出し、とても心に染み入るような演出をしてくださってました。あ、バニラアイス食べたい。
　そして、八幡と結衣のお祭りデートおつかい。クラスでの結衣の立場を気遣った、八幡の一歩引いた視点のせいで雰囲気もなにもあったものじゃなかったですね。そこで会ってしまった雪ノ下陽乃。雪乃の事情をいちばん理解している立場であろうお方。この人がまた引っ掻き回すんですね。結衣の気持ち。八幡のしがらみ。思い思いの感情を浮き彫りにさせていくかのような発言連発。これは、重要なファクターだ！（CV.オペラさん）
　『雪ノ下雪乃の嘘』に気づいた八幡にちょっとした変化が生まれます。昔にあった出来事から半ば悟りの境地に至った彼にどういう変化が起こるのでしょう。次巻楽しみすぎて、わたりんを急かすまである。まあアニメ化決まったから忙しくなりそうですけど……。ファイトなのですよ！
　あー。カマクラとサブレが何を暗喩しているのか自分にはまだ理解が追いつきませんでした。ゆきのんとガハマさん？八幡とガハマさん？もう少し読み込まないと。
　最後に。誰か先生もらってやってくれよおおお！めっちゃいい人じゃん！あんな生徒思いの先生なかなかいないよ！ほんと誰かもらってやってください（切実）

そんなわけでオツカレサマデシタ。試験勉強はもう諦めました＼(^o^)／