今年のオススメラノベ

今年も後少しですね(遠い目 このブログを始めて4ヶ月近く経っていることが驚きです。
で!
今年を振り返って、個人的におすすめできそうな作品は無いかなあと思い立って簡単に書いてみようかなと。
そんなわけで

マグダラで眠れ (電撃文庫)

マグダラで眠れ (電撃文庫)

錬金術師のお話。この作者の前作である『狼と香辛料』と比較されがちですが、とても面白いです。
しっかりした世界観もさることながら、個人的には掛け合いが魅力的だと思います。けもみみいいよ!けもみみ!

も女会の不適切な日常1 (ファミ通文庫)

も女会の不適切な日常1 (ファミ通文庫)

読み始めたときはありきたりのハーレムものかなと思ってました。ところが一変、"不適切な日常"というタイトルが表すとおり物語がガラっと変わります。タイムパラドックスなどを利用した展開に一気に引きこまれます。
飛べない蝶と空の鯱 〜たゆたう島の郵便箱〜 (ガガガ文庫)

飛べない蝶と空の鯱 〜たゆたう島の郵便箱〜 (ガガガ文庫)

こちらも世界観が素敵です。絵師さんが描くキャラクターも合わせてとても良い感じに。
空に浮かぶ島で、自分の信念に従って奔走している姿は思いっきり応援したくなりますね。
面白いものを見つけたので良かったらhttp://www.nicovideo.jp/watch/sm18787488
十文字青さんの新作。伏線の敷き方と独特の文体が魅力です。
このような性格のヒロインは初めてなので見ていて(読んでいて)飽きないです。冷静に嫉妬して起こるタイプ?
生徒会探偵キリカ1 (講談社ラノベ文庫)

生徒会探偵キリカ1 (講談社ラノベ文庫)

こちらは『神様のメモ帳』などで有名な杉井光さんの著書。やはりタイトルの通り探偵しています。この作品に出てくるキャラクターは皆がそれぞれ個性が強いです。この登場人物を上手くまとめ上げているという点もおもしろさのうちのひとつかなと。主人公のうちに秘めているポテンシャルだったり、思惑だったり一冊を通しての伏線などが魅力です。『嘘つき天使は死にました!』でデビューした葉巡明治さんのニ作目。先のタイトルと一緒に刊行されていた記憶です。筆が速い。
喋ることを許されないヒロインなど、斬新な設定が話全体の面白さの決め手になっていると思います。素直に楽しめる作品です。

以上で終わりです。来年も楽しくかつ過酷に、ライトノベルというジャンルを楽しめる年であることを祈ってます。みなさんのラノベ生活に幸アレ!!